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ある日突然、原因不明の吐き気・喉につまった異物感。逃げられない場所から始まったあの恐怖感と冷や汗と心臓の激しい鼓動。パニック障害を発症してから現在までの12年間を赤裸々に綴ります。

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 最後の書き込みから3年たった今では、自分なりの対処法を考えました。

 あれからも緊張したりすると、吐きそうになったりもしましたが、ある時、緊張する機会がある直前に吐き気がしてトイレで直前に食べていたものを吐いてしまいました。

 吐いた後は、すっきりして何ともなくなってしまったのです。
「あれ?、やってはいけないと思っていたことを、やってしまった後は気が楽になり、何ともなくなってしまうな。」と思ったのです。自分でやってはいけないと思うから苦しいのであって、別に吐きそうになったら吐いてしまえばいいじゃないかと考えるように、頭の中を切り替えました。

 ですから、出歩くときにはセカンドバックの中に、ビニール袋を数枚入れ、持ち歩くようにして、緊張して吐きたくなったら、誰が見ていようと吐いてしまえばいいや、と思うようにしました。すると、不思議と吐きたくならなくなったのです。

    

 また、どうしてもビニール袋を出せない時、たとえば、美容院や医者など固定されるという状況になるときはどうしたらいいだろうか、満員電車に乗る時はどうしたらいいだろうかと思ったのです。

 あるとき、何も食べずに行ったら、緊張しても「オエッ」となっただけで胃袋の中は空っぽなので何もでてきません。
そのとき、「これだ。」と気づきました。どうしても逃れられない時には、何も口にしないで(飲み物も)空腹の状態でいくということに。

 脳は空腹時には、緊張していないリラックスした状態、つまり副交感神経が優位になっているのです。逆に緊張時には、交感神経が優位に働きますから、人前でスピーチなどしたりする緊張した状態ではお腹はすかないのです。お腹がすいた状態は、リラックスした副交感神経が働くのです。

 要するに、緊張時には何も食べずに空腹な状態にするということは、これを応用したようなものなのです。ですから、自分で緊張時には副交感神経を利用して空腹状態を作ればよいのです。

 3年たった今では、それが分かったので、上記のような対応で乗り切ることができるようになりました。私の場合、緊張すると胃や食道やのどが収縮して胃の内容物を外へ吐きだそうとするということが分かりました。

 今後もこんなようにして、社会生活を乗り切ろうと思っています。
































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人生は、修行です。一難さってまた一難。乗り越えて自分を成長させるために、あえて困難を神様は与えてくれます。そして過去生で経験していないテーマを履修するために今生があり、すべて克服し乗り越えれば、無事今生の課題は卒業となるのです。
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「パニック障害」発症から12年(私の体験日記) 3年たった今 Produced by 晴れない雨はない
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